氷まつりは年々来場者が増え続け、昭和45年の第7回からは会場を緑ヶ丘公園に移動し、大雪像3基が制作されました。

メイン会場の裁判所跡地には、自衛隊第五師団の大雪像「竜宮城」や北海道全調理師会帯広支部の氷の彫刻200点が並び、たくさんの市民と郊外からの見物人で大盛況。

寒空に映画館の「日劇」や「オリオン座」の屋根の煙突から黒い煙がたなびき、後ろの藤丸デパート屋上のロケット型ナショナル広告塔も霞んで見えます。
(写真提供は小坂俊昌氏)

自衛隊第5師団音楽隊演奏会、フィギュアフリースケーティング、アマチュアバンド「ザ・クリフターズ」エレキショー、北国のモードショー、おびひろ動物園では「あひる競争」、緑ヶ丘特設リンクでは第3回市長杯学生アイスホッケー大会などのいべんとが開催されました。
(昭和42年(1967)1月28日 十勝毎日新聞社記事)

(総和42年(1967)1月29日 十勝毎日新聞社記事)