まず一つ目は、鍋の中に水を入れ、カエルを入れて、ストーブに上にのせます。水は次第に温かくなりカエルは気持ちよさそうに泳いでいます。だんだん熱くなりますが、カエルは気がつきません。そのうちグラグラと煮立つようになり、カエルはゆで上がって死んでしまいました。
二つ目はグラグラと煮立ったお湯が入っている鍋の中に、カエルを投げ込みます。カエルは急激な変化を感じて、バタバタと飛び上がります。死んでしまうカエルもいますが、中には旨く飛び出るカエルもあり、火傷で済みます。
要するに、状況が変化した時にいち早く危険を察知し、ジババタすることで回避することが出来るということです。
市町村のまちづくりの衰退や中心部空洞化などは、急には変化せずジワジワと悪くなります。どの時点で危機感を感じとり、方向転換の舵取りをするかが、財政破綻という事態にならない鍵になります。
まちづくりにおいて、衰退するまでに20年かかったとしたら、街が復活するまでに同じ年月がかかると言われます。
危機に早く気づけば、回復も早くなります。帯広市はまだ安全でしょうか?