2009年06月18日

帯広市のまちづくりは大丈夫?

 「まちづくりや中心部活性化セミナー」などで、よく講師の先生がたとえ話として説明します。自分に降りかかってくる危険をどの時点で察知し、回避すればよいかというシュミレーションを、カエル茹でる方法で、2通りの場合にたとえて表現します。
 まず一つ目は、鍋の中に水を入れ、カエルを入れて、ストーブに上にのせます。水は次第に温かくなりカエルは気持ちよさそうに泳いでいます。だんだん熱くなりますが、カエルは気がつきません。そのうちグラグラと煮立つようになり、カエルはゆで上がって死んでしまいました。
 二つ目はグラグラと煮立ったお湯が入っている鍋の中に、カエルを投げ込みます。カエルは急激な変化を感じて、バタバタと飛び上がります。死んでしまうカエルもいますが、中には旨く飛び出るカエルもあり、火傷で済みます。
 要するに、状況が変化した時にいち早く危険を察知し、ジババタすることで回避することが出来るということです。
 市町村のまちづくりの衰退や中心部空洞化などは、急には変化せずジワジワと悪くなります。どの時点で危機感を感じとり、方向転換の舵取りをするかが、財政破綻という事態にならない鍵になります。
 まちづくりにおいて、衰退するまでに20年かかったとしたら、街が復活するまでに同じ年月がかかると言われます。
 危機に早く気づけば、回復も早くなります。帯広市はまだ安全でしょうか?
posted by pcfact at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。