帯広駅には南口に「ホテル日航ノースランド帯広」が隣接しています。北口から帯広中心部を見渡すと、ずらりとホテルが並んでいます。
右手側から、「コンフォートホテル帯広」「ホテルムサシ」「帯広ワシントンホテル」
帯広駅正面右手には、「ふく井ホテル」「ホテルパコ帯広」「十勝ガーデンズホテル」
上の写真の正面右手には、「リッチモンドホテル帯広駅前」「ホテルルートイン帯広駅前」「東横イン帯広駅前」
一番左手に「ホテルヒーロー」が並んでいます。
その他、中心部には「ホテル十勝イン」「ホテルみのや」「ホテルパコ3」があり、
そして2010年4月には
「天然温泉白樺の湯ドーミーイン帯広」がオープンしました。
狭い範囲にこれだけのホテルがあるのは全国的にも珍しいのではないかと思います。
高速道路道東道が無料化され、観光客の宿泊が増えるのではと見込まれていましたが、以外と期待はずれの感があり、思うような集客に繋がっていないという声が聞かれます。
宿泊料金についても、競争が激しく、かなり安い料金設定を提示しているところが増えてきています。
このような状況の中で、ついに古くから帯広駅前で営業していた「ホテルヒーロー」が12月30日を最後に営業を停止し、閉鎖することになりました。
帯広駅が1905年(明治38年)に開業。当時11軒の旅館で「帯広旅人宿泊所組合」(後の帯広旅館組合)が発足し、「ホテルヒーロー」は1907年(明治47年)に「北海館」という和室12室を備えた新館として建築された旅館からスタートしたそうです。
帯広の歴史を長く見守ってきた老舗のホテルが、ここで幕を閉じることになりとても残念です。
営業所や支店が相次いで閉鎖、帯広で仕事の時は
出張で訪れるだけという構図??