2015年09月03日

オープンリールデッキ SONY TC-9400A その3

 木製ケースから機器を取り出してみると、40年以上前の製品なので埃や油の汚れがかなり目立ちます。まず内部の埃をできるだけ細めのブラシで軽く落とし、モーターファンは綿棒でこすって落としました。基板も汚れがあり、エアーダスターで吹き落としました。

上部の左側、リールモーターが2個見えます。

上部の右側、埃だらけだったのですが歯ブラシで落として、エアーダスター吹きつけで綺麗になりました。

左横の写真です。基板や配線に埃や油がこびりついていたので、歯ブラシでこすり、エアーダスターで掃除し無水アルコールをかけて清掃。ティッシュで拭き取ると黄色く変色。

左側の録音モードスイッチ、VUメーター右のモニタースイッチ、下部の左側からマイクアッテネータースイッチ、マイク入力レベル調整つまみ、テープ切り替えスイッチ、ライン入力レベル調整つまみ、ライン出力レベル調整つまみ、などにガリがあり、注射器(100円ショップで購入)使って無水アルコールを吹きかけ油汚れを落としました。

VUメーターの裏側。配線部分も掃除しました。
 内部の清掃作業は終了。修理のプロであればオシロスコープなどでレベル調整などをするのでしょうが、素人なので機械の清掃までしかできません。
 これで組み立てて音出しのチェックをしました。一番問題だったモニタースイッチのガリは解消し、ソースとテープのスイッチの動作は直りました。
 <TC-9400A その4へ続く>
posted by pcfact at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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